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【1/15 SUN】ファナティック読書会「好きな作家」《のぞき見天狼院》

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2017年1月15日(日) -

スタッフ川代です。

それまでは適当に親が買ってきた本や、図書館ではやっている本、みんなが読んでいる本を適当に読んでいた私に衝撃を与えたのが、星新一でした。

親がたまたま買ってきた星新一のショートショート短編集を読んだら、これがもう面白すぎて大ヒット。
もっともっと読みたい欲求が出てきてしまった私は、すぐに親に次の本を買ってきてくれと頼み、それだけでも我慢できず、自分で本屋に行って文庫コーナーでまだ読んでいない短編集を立ち読みするという強行手段に出ました。

とにかく、一度ハマると、どっぷり読みたい。読み尽くしたい。昔から、そういうタイプです。「作家読み」してしまうんですね。

大人になった今も「作家読み」してしまう癖は抜けていなくて、今のブームは柚木麻子と朝井リョウ。片っ端から気になるものから順番に読んでいっています。

ずっと、どうしてこんな風に作家読みしてしまうんだろうと、不思議に思っていました。
これほどに作家にこだわってしまうのはなんなのか。

これはやはり、「失敗したくない」というのが一番大きいと思います。

同じ本を読むという時間を使って、もし自分に合わない本だったら嫌だ。
だったら、確実にこの人の文体が好きとか、この人の作風なら間違いないとか、そういう確証がある本のほうが、読んでいて無駄にならない。

だから、かなり偏りがある読み方をしてしまっていると思います。

でも、書店員として、このままじゃいかん、と。
もっともっと、いろいろな作家さんについて、知っていかなければならん、と、思いました。それに、「失敗したくない」というためらいのせいで、本当に好きな作家に出会うチャンスを逃しているのであれば、それこそ、本当にもったいないことです。生涯で読める本の数は限られているのだから、なるべくたくさんの、いろいろな人の本に出会って、文体と出会って、いろいろな人を知ったほうがいい。

だからこそ、私はもっともっと、作家さんとの出会いを広げていきたい。自分が知らない人に出会いたい。

そう思うので、今回のファナティックグランプリのテーマとして、「好きな作家」を選びました。

ぜひ、今回は、大好きな自分の親友を紹介するような気持ちで、好きな作家さんについて、熱く語っていただければと思います。

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